前回に引き続き今回はモールディングで作るウォールシェルフをご紹介します。
小物などを飾るウォールシェルフは、家具店などで見る収納用品としてだけでなくDIYでも見せる収納として人気ですが、
モールディングを使ったシェルフは珍しいのではないでしょうか。
しかし、海外ではこういったモールディングを使ったシェルフは人気のDIYでもあります。
上画像の3段縦に並んでいるのがモールディングで作ったシェルフです。
廻縁のモールディングを使ったのでシェルフだけでも奥行き感があり、それだけでもおしゃれなウォールデコにもなりそうですよね。
海外ではこのようなモールディングシェルフは人気のDIYでもあります。
それでは作り方をご紹介いたします。
使った木材は、
・1x4
・廻縁H54
・巾木H623
デザインの決め手となるのは廻縁H54です。これが出来上がりの真ん中部分になります。
その他の木材は今回は天板として1x4を背板には巾木H623を使いましたが、お好みのサイズやデザインによって天板や背板を変えてオリジナリティを出すことができます。
まず始めにモールディングの廻縁H54の両端を45度にカットします。
このカットは少しコツがいるので、後ほど説明いたします。
そしてカットした廻縁H54の端をこのように取り付けます。
両端を取り付けるとこんな風になります。これがシェルフの真ん中部分になります。
次に先ほどの真ん中部分になる廻縁H54に背板となる巾木H623を取り付けます。
最後に天板となる1x4を付けて完成です。
こちらはまだ組み立てただけの状態ですが、お好みに応じてペイントしてください。
素材は木なので風合いをそのまま残したい場合でも汚れ防止などにクリア塗装などを施す方がいいでしょう。
裏側はこんな感じになっています。両端にちらっと見えているのが廻縁H54です。
シェルフを横から見た画像です。下にチラッと見えているのが背板にした巾木H623。そして上部の板が天板となった1x4になります。
続いて、「作り方」説明時に少し出た廻縁H54の45度カット例をご紹介します。こちらのカットにはマイターボックスを使うと便利です。
セットの仕方を横から見た画像です。
廻縁H54のAをマイターボックスの縦面に、Bを横面にぴったりと立体になるようにセットします。その時、A側とB側は角度が違うので注意してください。
また、廻縁H54がずれないように補助板を置いておくとカットしやすくなります。
フックがついていると、玄関先の壁に取り付ければいつも使う帽子やマフラーなどを掛けておく事もできますね。
そして、木の素材そのままを残した塗装をすればナチュラルスタイルに、ホワイトにペイントすればモダンスタイルに、さらに今流行りのアイアンペイントなら男前などインダストリアルなスタイルの住まいにも似合いそうです!
ご紹介したモールディングの廻縁H54と巾木H623は、現在東急ハンズ渋谷店にて販売しております。
来年1/18までの期間限定販売となりますが、他にもさまざまな形状のモールディングを販売しておりますので、
シェルフだけでなくポスターや写真を飾る額縁などにしても素敵ですよ!
イベントの詳細は、
場所:東急ハンズ渋谷店(東京都渋谷区宇多川町12-18)B1Aフロア イベントスペース
期間:2018年1月18日まで